2009 9月
ダンス・フィルムの映像作品を見に、イメージフォーラムに行って来ました。
Aプログラムのコンテンポラリー作品を6本まとめたもので、全部で70分くらいでした。
ダンスに詳しいわけではないのですが、19歳の頃にノーマン・マクラレンの「パドゥドゥ」と言う映画を見てから、モーリス・ベジャールの作品や、ベルギーの「ローザス・ダンス・ローザス」などを見るようになり、時々ふらっと気になってポツポツと見たりしてます。
ダンス系の方々なのでしょうか、女性が多かったですね。ほぼ満席でした。
とてもパッションのある刺激的な動き・柔らかでありながら、弾ける強さを感じさせ、時にユニークな表現もあり、詩的で、風や光・小さな生命も大きな生命も、見えないものを感じることが出来る瞬間の連続、この一切が言葉で表現されていない深遠さが、ダンスにはまってしまうところなのでしょうか。
無限のような、それでいて儚いような、肉体がそれを表現しているところに、相反する生と死・愛と絶望もまた見れてしまう、それが虜にされてしまうダンスの魅力なのかもしれません。